【出版物のご案内】
今回は、おとえもじての活動に関して
新しく刊行した2つの書籍(雑誌)の論稿をご紹介します。
ぜひご覧いただければ幸いです。
☆『現代思想』2017年8月号「特集*『コミュ障』の時代」(青土社)
タイトル
「発達障害と依存症の仲間が交差するところ
──私たちのコミュニケーション方法の開拓と継承」
綾屋紗月+上岡陽江
薬物依存症を抱える女性たちの回復施設である
「ダルク女性ハウス」代表の上岡陽江さんと対談をしました。
身体の問題やトラウマの問題に着目した時に、
発達障害と依存症の接点が見えてくることや、
自助グループの長い歴史のある依存症の仲間たちの蓄積から
発達障害の仲間たちが学べる知恵や工夫について語り合います。
☆『みんなの当事者研究』臨床心理学増刊第9号 2017年8月刊行(金剛出版)
タイトル
「当事者研究をはじめよう!─当事者研究のやり方研究」綾屋紗月
当事者研究のベテランである
「浦河べてるの家」と「ダルク女性ハウス」の
当事者研究のやり方を分析し、形式の共通点を探ったあと、
まだ若手である「おとえもじて」の形式と比較しました。
当事者研究会や自助グループを行う際のポイントが
いろいろと見えてきます。